民法が改正され、2022年4月より成人年齢が18歳に引き下げられます。法律的には高校生のうちに「成人」する人が現れます。
さて、私たちは生まれてからずっと「予測不能の時代」と呼ばれる中を生きてきました。このような世の中で少年期、青年期を経て成人しなければいけない中、アメリカの心理学者J.アーネットは「大人になることが困難な時代」であると述べています。
法律という制度では「大人」になってしまう18歳。でも私たちが「大人である」と自覚する機会は学校生活ではあまり学べていないのが現状です。

そこで私たち#おかやまJKnoteの高校生は社会の中で大人との関わりを通じて自分たちで「大人になるとは何か」をイベント作りを通して考える「18サミット」を企画します。そして法律上18歳成人になった年から「18歳成人式」と名称変更し、「大人になる」ことを当事者である自分たち高校生が考えていきます。

18歳成人式の本番は1年後の2023年3月ですが、「3月に18歳成人式を！」という機運を盛り上げるため、2019年4月から「18歳成人時代の理想の高校生活」を様々なイベントの企画を通して学び、2020年より毎年3月に「18サミット」を開催しました。

コロナ禍が起こり始めた2020年3月、第１回を無観客ライブ中継で開催しました。第２回は感染症対策をとった上で対面形式で開催することができました。第３回の今年も対面形式で開催予定です。

これらの活動を通じて「大人とは何か」を主体的に考えると共に「成人式」を企画・実行することにより、子ども時代に別れを告げ、大人時代の入り口に立つことが自主的に確認できる土壌作りを目指していきます。